4月14日からWOWOWさんで日本語吹き替え版の放送が決定している陳情令。
これまで「字幕」「50話」というとっつきにくさから未視聴の方も「日本語吹き替え版なら見てみようかな〜?」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私は友人から熱く推されて陳情令を見始めたので、見るにあたってすでにメンターがいたので相関図や事前知識などを得ておりとても助かりました。
わからないことがあっても教えてくれる人がいる、このシーンいいよね!と言い合える人がそばにいる。
我ながらなんて贅沢な環境からのスタートでありましょうか!
けれども誰もがそんな環境で見始めるわけではありませんよね。
もしかしたら最初の1〜2話で挫折してしまうかもしれません。
すごく面白いお話なのですが、いきなり話がスタートするので訳がわからなくなり見る気が失せる人もいるかもしれません。
登場人物も大変多く、人間模様も複雑に入り組んでいます。
そこがまた魅力なのですが、物語に入り込む前に挫折してしまっては元も子もありません。
今回はそんな「これから見てみようかな」という初心者さんが挫折してしまわないように、陳情令を見る前の心構えをご紹介していきますね!
陳情令(日本語字幕版)はamazonプライムビデオで無料で見れますよ♪(2022.03.16現在)
注意:視聴後、生活が一変する恐れがあります。覚悟の上ご覧ください。
はじめて陳情令を見るにあたっての心構え4ヶ条
- 1話から人がたくさん出てきて訳がわからないけど大丈夫
- 人が登場するたびに名前がそれぞれ3つずつくらい出てくるけど大丈夫
- 「5話までみたけどよくわからない」けど大丈夫
- 「50話って長すぎる……」見終わる頃にはあと50話見たくなるので大丈夫
たぶん見はじめた途端にこれらの壁にぶち当たりますが、すべて大丈夫です!問題ありません!
ひとつずつ見ていきましょう。
1、1話から人がたくさん出てきて訳がわからないけど「大丈夫」
しょっぱなから見ている人をガン無視してストーリーは始まります。
何をしているのかさっぱりわからない中、大勢の人が戦っています。
みんな同じような髪型に衣装で見分けがつきませんよね。
戸惑いを隠せないでしょうが、ここはわからなくても大丈夫です。
そのままぼんやりと見ていってください。
でも、33話あたりまで見たあなたは、きっと1話を見に戻ってきますよ〜!
「陳情令 相関図」でググって相関図も手元に置きながら見ることをおすすめします。
ここで登場人物や名前を覚える必要はありませんよ。
こんな世界観なのだなというのをぼんやり見ておいてください。
お話が進むにつれて、この人はこの一族の人なのだな、などと確認しながら見ると理解しやすいので。
2、人が登場するたびに名前がそれぞれ3つずつくらい出てくるけど「大丈夫」
人物が登場するたびに字幕で名前が表示されます。しかもなぜか二つも三つも!!!
「え!?ちょ、なんて読むの!? 覚えられないんだけど!?」
大丈夫です。そのうち覚えます。
ぶっちゃけ私は15話くらいまで主人公・魏嬰(ウェイ・イン)の名前を覚えていませんでした。
名前がたくさんあるのは、姓名(本名)、字(あざな)、称号(通称)と3種類の名前があるからなんですね。
昔の中国では親しくない人を姓名で呼ぶのは失礼に当たるらしく、一般的には字で呼んだようです。
称号は尊称や蔑称で、その人の優れた特技や技術などを表すのに使うようです。
姓名(本名): 魏嬰(ウェイ・イン)
字(あざな):魏無羨(ウェイ・ウーシェン)
称号:夷陵老祖(いりょうろうそ)
姓名(本名): 藍湛(ラン・ジャン)
字(あざな):藍忘機(ラン・ワンジー)
称号:含光君(がんこうくん)
例えば主人公1・黒い人・魏嬰だと、魏嬰(ウェイ・イン)の他に魏無羨(ウェイ・ウーシェン)、夷陵老祖(いりょうろうそ)の三つの名前があります。
普段は魏嬰(ウェイ・イン)と呼んでいる魏嬰の師弟・江澄(ジャン・チョン)が、怒った時などにわざわざ「魏無羨(ウェイ・ウーシェン)!」と呼ぶので、なるほど、失礼に当たるのだなと納得したものです。
主人公2・白い人・藍湛だと、藍湛(ラン・ジャン)、藍忘機(ラン・ワンジー)、含光君(がんこうくん)の三つの名前があります。
この辺も最初は覚えなくとも大丈夫です。嫌でも覚えてしまうようになるので!
たぶん一番最初に覚えるのは「藍湛(ラン・ジャン)」だと思います。
主人公1が藍湛藍湛うるさいので。
3、「5話まで見たけどよくわからない」けど「大丈夫」
とりあえず5話まで行ったら大丈夫です!
まだイマイチ面白さなどわからないかもしれませんが、相関図など見ながら照らし合わせつつご覧ください。
そろそろなんとなく、顔の違いがわかってきた感じでしょうか?
主人公二人くらいは見分けがついてきましたか?
気負わなくて大丈夫です。
まだまだ先は長いので。
平和な座学時代と透明感あふれる主人公をお楽しみください♪
4、「50話って長すぎる……」見終わる頃にはあと50話見たくなるので「大丈夫」
私も最初は思っていました、「50話って長すぎる」。
見る者を阻む勢いですよね。
でも、本当に本当に大丈夫です!
長すぎるどころか、ラストまで完走する頃にはあと50話、いえあと100話でも見たくなっているのです。
30話を超える頃には、「どうしよう、あと20話しかない」と思っていることでしょう。
そしてあなたは50話を見終えたその手で、また1話を再生しているはず。
そうして2周目、3周目と終わらない沼を彷徨うことになるのです。
ようこそ!陳情令の沼へ♪
注意:視聴後、生活が一変する恐れがあります。くれぐれも覚悟の上ご覧ください。
まとめ
今回は陳情令を挫折しないで見るために、ちょっとした心構えをご紹介しました!
私も最初は見るのを渋っており、1年くらいかけて根気強く友人が布教してくれたんですよ。
なかなか見ようとはしない私にアマプラで配信された際に相関図を送ってくれたのですが、その相関図を見た私の感想一発目は「キングダムだめだったんだけど、大丈夫だろうか?」でした。
友人も「え?キングダム???」ってなってました。
今ではこんな素晴らしい作品を教えてくれたことに感謝しかありません。
何度も書いていますが、陳情令を見る前(Before CQL=”Chen Qing Ling”)と陳情令を見た後(After CQL)では生活が大きく変わってしまいます。
どうか心してご視聴ください。
陳情令沼でお待ちしております♪