ハロー大家好!阿星です。
今日はシャオ・ジャンも出演している中国ドラマ「慶余年~麒麟児、現る~ 」についてご紹介します。
このドラマ、非常におもしろくってもっと早くご紹介したかったのですが、なんせまだ見てる途中なので完走してからと思っておりました。
しかし、やはりどうしてもおもしろいのでこのドラマの魅力をお伝えしたくて、完走する前に記事にしてしまいました。
なので阿星も全貌を知らない状態ですので、ただの予測なども含まれますがご了承ください。
また、ひとつ視聴前のご注意として、シャオ・ジャン出演となっていますがシャオ・ジャンは38話まで出てきません。
なぜこんなにもジャンの出番が少ないかというと、撮影時期が「陳情令」と被っており出番を減らしたのだそうです。
つまりは陳情令に集中するためだったということで、阿令ファンとしては全然OKです!
しかも阿星もジャン目当てに見出したにも関わらず、1話からそのおもしろさに目が離せない状態です。
正直、おもしろすぎてジャンが出るってことすら毎回忘れて見ております。
シャオ・ジャンはなかなか出てきませんが、EDの「余年」はシャオ・ジャンが歌っておりますので、寂しい方はせめてエンディングだけでもお楽しみください。
しかし残念なことに、「尺に収められない中国ドラマの掟」によりエンディングは途中でぶった斬られてしまうことが多いのです。
それではシャオ・ジャンもそのうち出てくる大変おもしろい中国ドラマ「慶余年~麒麟児、現る~ 」について見ていきましょう!
※ちなみにですが、このドラマのジャケットからは想像もつかないお話です。
【慶余年】少し不思議な涙あり笑いあり知己ありの中国ドラマ
はじまりは現代から
第1話を見始めてまず、「え!?」ってなると思います。
阿星もなりました。
ここは見てすぐわかるのでもうネタバレさせていただきますが、このドラマのはじまりは現代なのです。
「ドラマは時代劇だったよね!?」ってなるのですが、ドラマは確かに時代劇です。
つまり少し変わったドラマなのです。
もうこの時点で「これは何やらおもしろそうでは?」となる中国ドラマにしては非常に珍しい第1話にして「掴みはOK!」な中国ドラマなのです。
人に布教する時も「せめて5話まで我慢して見てくれ!」とか言わなくていいやつです。
そして現在28話目を視聴したところなのですが、1話からここまで一切の中だるみなし。
毎回続きが気になって気になってしょうがないというおもしろさなのです!
ただ、おもしろさを伝えるためにどこまで話していいのか非常にむずかしいドラマなのですが、可能な限りネタバレなしでご紹介したいと思います。
実際先日友人から「おもしろいって、陳情令とか山河令みたいにおもしろい?」と聞かれて「それとは違った感じでおもしろい、わははって笑える」などと微妙な返しをしてしまったので今日はリベンジしたいと思います。
イケメンはあまり出てこない
残念なお知らせとして、このドラマにはイケメンがあまり出てきません。
シャオ・ジャンが出てきますがなかなか出てこないし。
あとは皇子とかくらいでしょうか?
しかし、イケメンなど必要ないのがこのドラマの魅力。
主人公すら見目麗しくはありませんが、それぞれとても個性的なキャラクターたちなのです。
【慶余年】がおもしろい4つの理由
おもしろいおもしろいと連発していますが、どうおもしろいかというと、このようになります(阿星見解)。
- キャラクターが個性的で魅力的
- 毎回声を出して笑えて涙も出る
- 知己もちょっとあるよ
- 時代劇なのにストーリーが難しくない
1、キャラクターが個性的で魅力的
イケメンは出てこないと書きましたが、各キャラクターはみんなとても個性的でそこがとっても魅力的なんです。
その中でも阿星お気に入りのキャラクターをご紹介しますね。
主人公・范閑(ファン・シエン)/チャン・ルオユン
正直イケメンではなく最初は「なぜ?」と思いましたが、なんというか人たらしな魅力がすごいです。
誰に対しても媚びずに不遜な態度。
ふんぞり返った姿勢に常にドヤ顔で、難題を次々と痛快に解決していきます。
出会う人すべてを魅了して行き、行く先々で人から助けられます。
このドラマにはイケオジもたくさん出てくるのですが、おじさんたちはみなこの范閑にメロメロで甘やかしがものすごいです(28話までの見解)。
主人公弟・范思轍(ファン・スージョー)/グオ・チーリン
阿星が特にお気に入りなのは、主人公范閑の弟・范思轍です。
正直役の名前は覚えてないので「弟くん」で。
この弟くん、最初は主人公に対してすっごく嫌なキャラとして登場しますが、実はものすごくいいキャラですぐにめちゃくちゃ大好きになりました!
お金が大好きでお金しか興味がなく、最初は邪魔に思っていた主人公がお金をもたらしてくれるとわかった途端ころっと態度を変えるのです。
そのお金への執着はむしろ小気味よく、弟くんが出てくるたびにいやもう出てくるだけで声を上げて笑ってしまいます。
なんでこんなにおもしろいんだろうと思っていたのですが、それもそのはず弟くん演じるグオ・チーリンは漫才師なんだそうです!
本当に話術がすごくておもしろいし、両親からも出来が悪いと思われ邪険にされるのも気にも留めずお金のことばっかり言ってるかと思えば、実は本人も周りも気づいていないものすごい才能があったりと見ていて本当に飽きません。
出てくるだけで笑いを誘ってくれるので、阿星は弟くんも必ず現れる范家の食卓を囲むシーンが大好きです。
毎回笑ってしまいます!
王啓年(ワン・チー二エン)/ディエン・ユー
またお金大好きなキャラクター、王啓年。
主人公をことあるごとに手助けするのですが、それが善意からではなくお金目当てというのを前面に押し出してくるおじさんです。
こちらもまた、お金のためならなんでもしますな言動が非常に嫌味がなく愛着が湧いてしまうキャラクターです。
お金のためと言いつつも主人公に一目置いて慕っているのもにじみ出ているのですが、お金のためならいつでも寝返って敵になりそうなところも見ていてハラハラさせられます。
主人公も心から信頼してるわけではなさそうですが、このおじさんをうまく操って(お金で)行動を共にします。
軽巧の達人で、戦闘力は高くないものの逃げ足は秀逸です。
高い屋根もひらりと飛び越え、垂直の壁もスタスタ歩くように登って逃げて行きます。
非常に可愛らしいおじさんです。
2、毎回声を出して笑えて涙も出る
シリアスなシーンや人が死ぬシーンもあるのですが、全体を通してコミカルなテンポのドラマです。
キャラクター紹介でも書いたように、キャラクターたちも笑いを取ってくるようなキャラクターが多く、シリアスと笑いがいい感じに融合しています。
この辺他の中国ドラマとだいぶ違った雰囲気と言えるでしょう。
笑いのノリが福田雄一監督っぽいなと思っています。
かといってそこまでギャグに徹しているわけではなく、涙なしには見られないシーンも……
ストーリーの構成も大変興味深く、次はどうなるの!?と毎回ハラハラしますよ。
阿星はBS11の月〜金毎日放送で見ているのですが、土日はお休みなので続きが気になってしょうがないです。
3、知己もちょっとあるよ
ネタバレを避けるためこれについては深くは書きませんが、 少し知己もあります。
知己という言葉(あまり深い意味では使われていない)も結構出てきますので、そちらもお楽しみに!
4、時代劇なのにストーリーが難しくない
時代劇あるあるですが、見ていくうちに登場人物が増え様々な組織が現れ、相関図なしには何がどうなっているのか分からなくなったりしますよね。
この慶余年に関しては、そういったことはあまりありません。
組織なども出てきますがその辺かなり単純明快かと思います。
あと、やはり先ほど紹介した以外のキャラクターたちも非常に個性が強いので、誰が誰かわからないということがあまりないからかもしれません。
ですので、気張らずに見ることができるのも魅力のひとつだと思います。
お話も毎回大きく展開するので、ダラダラした部分がなく早く次が見たくてしょうがありませんよ!
【慶余年】を視聴できるサービス
現在(2022.04.10)「慶余年」を見ることができるのは下記表のようになります。
また、DVDも発売・レンタルされています。
放送チャンネル・配信サービス | 料金 |
---|---|
BS11 | 無料(BS) |
チャンネル銀河(スカパー! | 有料チャンネル |
U-NEXT | 220円/1話 ※1話無料 |
music.jp | 220円/1話 |
dTV | 220円/1話 |
FOD | 200円/1話 |
楽天TV | 220円/1話 |
BS11は無料で見られるのですが、話が結構進んでしまっています。
チャンネル銀河はスカパーなどで視聴でき、4月からの放送なのでまだ序盤ではあります。
また、チャンネル銀河では弟くん演じるグオ・チーリン主演で「慶余年」キャストが大勢出演するドラマ「贅婿」も放送中ですよ!
まとめ
予想以上におもしろく、「慶余年」がおもしろすぎて他のドラマが進まないという弊害まで生まれてしまっています。
とにかく毎回痛快で爽快です!
陳情令とは違ったおもしろさですが、絶対に見て損はありません!
そのうち出てくるシャオ・ジャンも楽しみにしながら見て行きます!
また、このドラマはなんと続編の「慶余年2」が現在制作進行中です!
これから撮影ということで日本で見られるのはまだずいぶん先になるとは思いますが、完走してもまだ終わらないというのは非常にうれしいですよね。
残念ながらシャオ・ジャンは続編には出ないようです。
今から完走後のロスが心配でなりませんが、ほんとうにおもしろいのでぜひ見てくださいね!